今夜もフライデーナイト!みゆさん好きだとしか言ってません

真珠のように透明で光沢があって美しい円を描くのに

刺さると痛みが残る声。

 

 

10/21 恋を読むvol.3 秒速5センチメートル

観劇メモ🌸

 

 

席はだいたい10列ぐらいの上手側

表情は見えました

 

 

言いたいことはみんな言ってくれていて、わたしが特に話せることもそんなにないと思うので出来るだけ簡単に書けるように頑張ります!

 

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まず、アニメのほうを見直して臨んだ

 

この美しさのかたまりのような貴樹くんが入野さんの姿と入野さんの演技で見れるのか?

 

大丈夫か?これ?

 

そんなところに場面写真がアップされた

 

みたわたし

 

あ、マジだこれ(死)

 

どこからどう見ても貴樹くんやん、え?でも見た目みゆさん、でも貴樹くんやん?

 

実際みてまんま貴樹くんだった…!

と言えばみんなと同じ感想になるので

まあ実際そうなんですけど………

 

よく言うような「実写○○」、

「○○が三次元に飛び出してきたようだ」、

「完全再現」、

 

こんな一言では表せないんだよなあ

「リアル貴樹くん」じゃないんだよなあ

 

元々いる二次元の貴樹から三次元の貴樹像を生み出すのも、

出来た三次元の貴樹二次元の貴樹像を映し出すのも、

入野さんにしかなし得ない技なんだなあと

今ものすごい感動しています、はい

 

 

朗読劇の感想の前に、映画のストーリーとして

 

1話は貴樹の一人称

2話は花苗の一人称

3話で明里の一人称がでてきて、貴樹のモノローグと重なる

 

とあって、

1話で貴樹と明里の気持ちの通っている様子や、2人の不安な気持ち、キスをしてから彼女と向き合うことへの重みだったりが貴樹目線で描かれるんだけど(このへん解釈ガバガバなので許して)、

 

2話で舞台が変わって花苗目線の話になった時に、

「東京からやってきた、いつも遠くを見ているような男の子」

として、貴樹は花苗の目にすごく鮮やかに映る

 

この構成素晴らしいよね、

ここで気づいてしまったよね

貴樹は、新海作品によく登場する、「大人びたようにみえて、自分よりもっと大人の女性だけを想っている青年」なんだと

 

あの〜〜「言の葉の庭」のタカオなんてほんとにもうね、ね?

 

で、3話で明らかになるけど

明里には恋人が出来て、入籍するということ

その人のことを愛しているけど、貴樹のことは今でも好きだということ

 

貴樹の知らないところで、知らない男と出会ってその男と一緒になっていた挙句、「貴樹のことは今でも好き」だと……???

 

1話で駅のホームでお別れする時の

「凍え死ぬかと思ったけどー!」

「じょうだんだよ!」

っていうところでも

可愛らしくて、でも手を伸ばしたくなる魅力的な女性らしさが出ているけれど

ほんと罪な女性だよね、新海作品における主人公が恋する女性

 

……「好き」って感情って

切り離すのも、素直に感じるのも

難しい感情なんだなと思いました

 

そして、この新海作品の世界観に

沿うように、色付けるように演じてくださった

貴樹役の入野さんと、明里役の桜井さん

もう、最高でした

 

 

朗読劇の2話「コスモナウト」は

おそらくだけど

花苗の内向的な面、表情の豊かさを

アニメ版より引き出したかったのか……?

 

という解釈で落ち着きました、

映画とかなり構成が違ってた

 

花苗のキャラクターがすごく

「ほっとけない感じ」が強くて、

それだからか

花苗の目に映る貴樹が

恐ろしく冷たく見えるという

 

「もう私に優しくしないで」

という台詞はアニメ版より印象的に聞こえましたね、

入野さん演じる貴樹は、アニメの貴樹よりずっと冷たくて

目は全く笑ってないし、優しく接してはいても本当に花苗のことを見てはいないし

 

その冷たさと、優しさが共存している感じが

花苗の目に貴樹が大人びて見えていることを

強く感じさせられたかなと

 

で、今まで女性に惹かれる男を演じることの多かった入野さんが

この話で「ひとりの女性を虜にする男」になったわけだけど

もう大興奮しちゃったわたし

 

花苗ちゃんの目だけじゃなくて、わたしの目にも魅力的に映ったもの

わたしは何を言っているんだろう?

 

 

3話いこう

登場した貴樹まじで28歳じゃん?!!!!!このビジュアル聞いてない!!!!!!!

 

喋ったらあまりにも

「仕事に夢敗れた男」すぎてしばらく脳停止

 

前髪かきあげて大人になって

年相応の格好をしていて

格好いいけれど、溢れ出る「負け」感(?)

 

アニメで貴樹が疲れきった顔で

ベランダで煙草を吸ってる姿が印象的だったんだけど、

なんかこの時と同じような「変わっちまったなお前、見ちゃいけないもの見た気がする」感

と全く同じものを感じた

 

まあそんな感じで衝撃のまま4月になり

 

踏切のセットにめっちゃびっくりし

 

ラストシーン、振り返った背中のままで終わる

演出良かったですね!!

桜散る踏切でみたあの貴樹の背中、とてつもなく大きな感情を感じた

 

カテコはTwitterで言った通り

最後に真ん中にやってきて、両手を広げて

今日1番の拍手を受けて深々とお辞儀する姿に

心を掴まされた、本当に格好よかった

あんな堂々として、人を動かすような、

印象の強い大人にわたしもなりたいな〜、!

 

 

以上です!書きたいことはだいたい書いた

 

けど、どこが「簡単に書けるように」だ???

 

 

最後駆け足気味なのは、

眠かったからです

深夜テンション、長く続かなかった

最高の作品と体験をありがとう、みゆさん